永禄10年(1567年)、小早川隆景が三原城を築いたことを祝い、城下の人々が老若男女を問わず「やっさ、やっさ」と囃しながら踊ったのが始まりと伝わる。
型にとらわれず誰もが輪に加われる「無礼講」の精神が核。身分や立場を越えて共に踊ることで地域の結束を確かめてきた。
現在は毎年8月上旬に開催され、踊り手が連を組んで市街を練り歩く。子どもやっさ、海外参加枠など、担い手を広げる取り組みが続く。
所作・音・製法・口承を多重に記録。生きた継承が途切れても、未来が再現できるように。
料金は参加権だけでなく、宿・衣装・通訳ガイド・所作レクチャーを含む体験全体に。
この祭りに参加した人々の記録。承認されたものだけが、祭りの歴史の一部として刻まれます。
はじめて連に入って踊った。「やっさに型なし」と聞いてはいたが、太鼓が鳴った瞬間にその意味がわかる——正解がないから、身体が勝手に動き出す。沿道のおばあちゃんに「ようやっとる」と笑われたのが、いちばんの勲章。来年は誰かを連れてくる。