編集長が世界を歩いて書く読みもの。読んだ物語は、旅で追体験できます。
千年以上続いた裸の火祭りは、担い手の不足により幕を下ろした。だが記録は残る。再び灯る日のために。
オアハカの街はマリーゴールドの黄で埋まる。死者の日は、悲しみの日ではない。還ってくる者たちを、笑って迎えるための祭りだ。
アルプスの谷あいで、鎖と鈴を鳴らして悪魔が駆ける。子どもを戒める冬の来訪神は、いま担い手の高齢化に直面している。